エチオピア[生産国紹介ページ]






アフリカ大陸の東に位置し、アフリカの国の中でも長い歴史がある国です。
エチオピアにおける最初の国家は紀元前にもさかのぼり、現在に至るまで宗教や生活様式など独自の文化を育んできました。
また、エチオピアはコーヒーの起源の国ともいわれ、世界中に広がるコーヒーの根源がこの国であるともいわれています。コーヒーの生産量は2018年時点で世界で6位、その多くは輸出されますが、自国でもコーヒーの文化が発達し国内でも多く消費されます。特にコーヒーセレモニーという客人をもてなす文化は世界中でもエチオピア独自の文化として注目されています。


私たちが取り扱うエチオピアのコーヒーは全てイルガチェフェ産のコーヒーです。
世界中のコーヒー生産国の中でも、イルガチェフェ周辺は2000m前後と標高が高く、
朝と昼の寒暖差や、霧がかった気候などコーヒーの栽培に適した環境です。
エチオピアで生産されているコーヒーは全てアラビカ種です。
柑橘系やベリー系のなど、フルーティで上質な酸味が特徴的です。
イルガチェフェでは大農園は少なく「ガーデンコーヒー」と呼ばれる零細農家の生産がほとんどです。
最近までECX(Ethiopia Commodity Exchange)により、地域ではなく、グレードごとに仕分けられ輸出されているためトレーサビリティが不明確でしたが、規制緩和で中規模の農家でも輸出の許可証を入手しやすくなり、農家や、農園が特定できるコーヒーも現れるようになりました。


私たちは、ガーデンコーヒーが主流のエチオピアの中でも、クオリティを重視し、
農業技術を取り入れた農園運営を行っている農家と取引を行っています。
特に、農園だけでなくウォッシングステーションも管理できる農家を厳選することで、
一気通貫したクオリティコントロールを行える農家とのパートナーシップを築いています。
 イルガチェフェに行く際は、農家の家にホームステイをし、信頼できるパートナーとして
共にエチオピアのコーヒーを広げていきたいと考えています。


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