商品配送のリードタイム変更のお知らせ

お取引先各位


平素はORIGIN COUNTRIESをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、弊社で利用しております運送会社の労働環境改善に伴い、商品配送のリードタイムを変更させていただくこととなりました。


昨今の報道にもありますように、運送業界におきましては、2024年4月1日以降トラックドライバー1人あたりの労働時間が削減されることにより、これまでの時間外や長時間の運転によって可能となっていた配送・運送が困難となる、いわゆる「2024年問題」と呼ばれる物流サービスの危機に瀕している状況です。
つきましては、運送業界の実態を今一度ご理解賜りますとともに、4月1日以降の商品配送のリードタイムに関しまして下記の通り変更させていただきたくご案内申し上げます。


●変更点:商品配送日のリードタイムが全地域で+1日追加
●改定日:2024年4月1日(月)以降


【改定後の基本リードタイム(当日10:30締め)
関東エリア…ご注文から3営業日後
東海・東北・中部・近畿エリア…ご注文から4営業日後
北海道・中国・四国・九州エリア…ご注文から5営業日後
沖縄・離島エリア…ご注文から9営業日後
※日曜日・祝日到着の配送はできません。


例)お届け先設定が「関東エリア」の場合
月曜日10:30までにご注文を頂いた場合…木曜日着
月曜日10:30以降にご注文を頂いた場合…最短金曜日着
木曜日10:30までにご注文を頂いた場合…翌週月曜日着
木曜日10:30以降にご注文を頂いた場合…最短翌週火曜日着

※土曜日は倉庫会社・運送会社が休業のため、発送(倉庫からの出庫)が行われません。そのため木曜日10:30以降受付分は翌週月曜日の出庫⇒火曜日到着が最短の指定となります。


■今回のお願いの背景

・物流の2024年問題
働き方改革関連法によって、2024年4月1日から「自動車運転業務における時間外労働時間の上限規制」が適用されることで運送・物流業界に生じる諸問題を意味します。具体的にはトラックドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されます。ドライバーの労働時間に罰則付きで上限が設定されることで、今後の物流に関し様々な影響が考えられます。

・2024年までに解決すべき運送・物流業界の課題
① ドライバーの低賃金・長時間労働…年間所得が全産業平均から1~2割程度低く長時間労働が常態化。
② 人手不足…有効求人倍率が全職業平均のほぼ2倍。
③ ドライバーの高齢化…高齢者の割合が高く、今後人手不足が更に深刻化する事態に。
④ EC市場拡大に伴う物流の増加…物流量の増加に各業者が対応できなくなる可能性あり。

・2024年問題がもたらす影響
① 輸送・運送の価格高騰による、運賃UP及び荷主企業への転嫁。
② ドライバーの拘束(労働)時間が少なくなるため、輸送距離が制限され従来の長距離輸送が出来なくなる。
時間外輸送を避けるため、運送会社は集荷時間を早めるという対策を講じることが考えられる。


今後も2024年問題に対し様々な対策を講じ、適正物流を構築しながら、皆様への物流サービスの維持・向上のためさらに努力をして参ります。
何卒、商品配送のリードタイムに関してご理解をいただき、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
トップページに戻る