ウガンダ[生産国紹介ページ]






ウガンダは「アフリカの真珠」と呼ばれる国立公園も多い緑豊かな国です。中央アフリカに位置し、ビクトリア湖、ナイル川流域、ルウェンゾリ山地などの雄大な自然を擁するウガンダは、東をコンゴ民主共和国、北を南スーダン、東をケニア、そして南をタンザニアに囲まれた内陸国です。面積は日本の本州とほぼ同じで人口は約4,000万人。人口の70%が25歳未満という若い力が国を支えています。コーヒーの生産量は世界10位と、アフリカにおいてはエチオピアに続き2番目生産量ですが私たちが扱うアラビカ種のコーヒーはそのうちの20%にとどまります。アフリカにおいて政府が介入せずに自由貿易が行われている珍しい生産国です。


ウガンダのアラビカコーヒーの生産地は4か所あり、ORIGIN COUNTRIESが取り扱いをしているのは東部エルゴン山周辺と、西部ルェンゾリ山周辺の生産エリアです。共に、及ぶ肥沃な高地など高品質なコーヒーの生産に適した条件を持ちながら、長く続いた紛争やインフラの不備等により、低級品のアンウォッシュドアラビカの産地として知られていました。その肥沃な耕地や、主にケニア由来の品種が持つポテンシャルは高く、近年最新設備のウォッシングステーションが多くできるなど、高品質なコーヒー生産もはじまり、現在注目を浴びている生産国です。テイストとしては穏やかな酸質で、マウスフィールがよくボディ感が特徴です。


小規模生産者へ農業的指導だけでなく、安定的に農家がコーヒーを生産できるように、資産形成の指導など、総合的に農家を支援するプロジェクトに参加しています。一見コーヒーと関係ないように思われますが、収入が入るタイミングと肥料を買うタイミングが連動していたり、家計が逼迫すると、現金欲しさにチェリーを安くブローカーにコーヒーを販売してしまう農家が多くなるなど、農家の生活とコーヒーは連動しています。ORIGIN COUNTRIESとして彼らの生活を支えることで、より質の良いコーヒーを日本に紹介できるよう取り組んでいます。


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